ピープルウェアはどこに行った
おれのピープルウェアがどこかに行ってしまった。おそらく実家にあるに違いない。昼にでも買ってこよう。と思ったら会社の人が借りてたので、買いなおさずに済んだ。
- 作者: トム・デマルコ,ティモシー・リスター,松原友夫,山浦恒央
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2001/11/26
- メディア: 単行本
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大好きな本なんだよ、これ。今日の朝、また読み返さなくてはという思いに駆られた。
これに書いてあることは理想論だと言われるかもしれないが、「ヤル気こそプロジェクト成功の鍵」は紛れもない事実だ。
ここで吐き出して、そしてまた同じ生活を繰り返すんだろうな。不毛だねえ。
だが、仕事のやり方を自分から変えられる、変えていける職場と、ただ流されるだけ、型にはまることを強要される職場があることも紛れもない事実だと思う。
そんなんだから、こんな意見が出る→http://anond.hatelabo.jp/20070529230957
変えていくにはエネルギーが必要だ。エネルギーが完全燃焼できる場所も必要だ。不完全燃焼ながらエネルギーを発揮できる場所は、酸素のない場所よりもマシだといえるが、それでもある程度の燃焼効率がないと、ススが出て真っ黒けだ。
その場所にとどまるか、とどまらないかは本人にかかっている。おれの場合は、流されてたどり着いたところが、たまたま酸素の充満した場所だったから幸運だ。
「ピープルウェア」という言葉が好きだ。
人間はハードウェアでもソフトウェアでもない。仕事をする上で、仕事に従事するものは人間だということがたまに忘れられるのは何故だろうか。