レコード

Concerto For Voice And Orchestra - Datevik Hovanesyan And The Big-Band Of Vladimir Chekasin / Konstantin Petrosyan

※今回改めて聴き直したら、やっぱり凄かったので、6年前(2007/6/3)のレビュー記事を加筆修正して、最新に持ってきました旧ソ連のジャズピアニスト、Konstantin Petrosyan(Konstantin Petrossian)と、ビッグバンド、The Lithuanian SSR Conservatoire Big Ban…

Majiko Zemljo / Tihomir Pop Asanovic

Tihomir Pop Asanovicは旧ユーゴスラビアのミュージシャン。"Majiko Zemljo "はユーゴのファンクアルバム。これは珍品だ。未CD化なのだが、JBのカバーがある関係で、1曲だけはコンピCDに収録されている。"Berlin I"というタイトルでクレジットされた曲がそれ…

Barbara Moore / Bright And Shining

このアルバムは正確にはバーバラ・ムーア名義ではない。TVなどの放送局用に製作された、「ライブラリー」と呼ばれるレコードだ。よって、一般の流通には乗らない。ソフトロック・AOR・ジャズ関連のレアグルーヴを掘り尽くしたDJたちが次に目をつけたのが、こ…

Andre Ceccarelli / Ceccarelli

正直、他人のレコード評は当てにならないことが多いと感じることが多い。当たり前のことだ。選曲のプロが編纂しているコンピレーションでさえ、アタリとハズレがあるくらいだ。それほど、個人の好みというのは、他人と違う。そんな中にも例外は大いに存在す…

Cossa Nostra / Adopta Un Arbol

ペルー産レアグルーヴ。オリジナル盤は結構高値で取引されているようだが、これはリイシューもので、1,500円だった。どんなレアグルーヴかというと、ファンキーなレアグルーヴ。スペイン語で繰り出される歌詞とこの曲調はチカーノ・ファンク・バンド"Grupo O…

Piotr Figiel Ensemble / Somewhere, Sometime...

音楽好きならおそらく、誰でもこころにキューンと来るメロディなり、コード進行が必ずあるはず。もちろんそれは自分にもあって、口で説明できる類のものではない。耳で聴いて、脳が反応し、こころに作用する。そんな曲を聴くととっても幸せな気分になれる。…

Jana Kratochvilova / same

JazzQのリーダーでもある、Martin Kratochvilの娘(らしい)、Jana Kratochvilovaの1980年リリースの作品。いくつだろう。まだあどけなさが残るジャケットだ。これから聴いてみる。父親の才能は娘にどう受け継がれたのか。

Jorge Reyes / Pocito 11

よくわからんが、キューバのベーシスト。オーケストレーションされたラテンチューンはEgberto Gismontiを彷彿させる。キューバだけに夏向きのサワヤカな曲が多い。サルサっぽい雰囲気もあるんだが、基本的にはフュージョン。シンセの音がきもちいいーの。ど…

Prague Big Band Milan Svoboda / Reminiscences

ひとつ前の記事で言及した、Prague Big Band。非常にタイトで気持ちのいい演奏を聴かせてくれるチェコのビッグバンドだ。このアルバムにはゲストボーカリストとして、Jana KoubkovaとC&K Vocalが名を連ねている。少しチェコの音楽シーンをかじったひとならば…

Rick Holmes / Remember to remember

Roy Ayersプロデュースの名スローナンバー。かのIG Cultureもこの曲のファンらしい。MoogのサウンドとRick Holmesのスポークンワードが最高なのだ。これはLPだけで再発していて、なんだかDJ用みてーな感じになっているのが残念だ。一時期、この再発が一部で…

菊池ひみこ / ドント・ビー・ステューピッド

右: 菊池ひみこ / ドント・ビー・ステューピッド買ってからほぼ放置状態にあったレコード。菊池ひみこのは単純にファッツ・ベイビー・シンギンがオリジナル盤で聴きたかったがために手に入れた。コンピではCompost RecordsのGlucklich IVに入っていたはず。…

Krystyna Pronko & Koman Band / Deszcz w Cisnej

左: Krystyna Pronko & Koman Band / Deszcz w Cisnej買ってからほぼ放置状態にあったレコード。音楽かけながら掃除するのがわりと好きなんだけど、Pronkoのレコードはながら聴きにぴったりだった。A面の3曲目あたりか、Urszula Dudziakばりのスキャットチュ…