リアル鬼ごっこ

リアル鬼ごっこ (幻冬舎文庫)

リアル鬼ごっこ (幻冬舎文庫)

映画化されるという話題で、各所で話題になっているリアル鬼ごっこ。そういえば、本屋で平積みになっていたなあ。アマゾンのレビューを見ると、酷評の嵐。ここまで酷評されると逆に読みたくなってくるじゃないか。マズイラーメンを一度食べてみようか、という感じで。

版を重ねる毎に内容も校正されているそうだ(当然だけど)。ピュアな初版本が読みたいもんだ。

作品内の主なおかしな表現

  • 重複表現
    • 「もの凄く機嫌が悪く、不機嫌な顔をして」
    • 「騒々しく騒いでいる」
    • 「いかにも挙動不審な行動で」
    • 「そう遠くなく、近いようだ」
    • 「十四年間の間」
    • 「うっすらと人影がかすかに現れた」
    • 「記憶を全く覚えていなかった」
  • 語彙の誤り
    • 「九人の足跡がピタリと止まった」
    • 「永遠と続く赤いじゅうたん」
    • 「愛は一つも振り向かず」
    • 「この話は人々の間とともに長く受け継がれていく」
  • 句の接続の誤り
    • 「二人が向かった先は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた。」
    • 「佐藤さんを捕まえるべく鬼の数である」
    • 「遠く離れると横浜の巨大な遊園地ができた」
    • 「いざ、着地してみるとそこは森の様な草むらに二人は降り立っていた」