リアル鬼ごっこ
- 作者: 山田悠介
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2004/04/10
- メディア: 文庫
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映画化されるという話題で、各所で話題になっているリアル鬼ごっこ。そういえば、本屋で平積みになっていたなあ。アマゾンのレビューを見ると、酷評の嵐。ここまで酷評されると逆に読みたくなってくるじゃないか。マズイラーメンを一度食べてみようか、という感じで。
版を重ねる毎に内容も校正されているそうだ(当然だけど)。ピュアな初版本が読みたいもんだ。
作品内の主なおかしな表現
- 重複表現
- 「もの凄く機嫌が悪く、不機嫌な顔をして」
- 「騒々しく騒いでいる」
- 「いかにも挙動不審な行動で」
- 「そう遠くなく、近いようだ」
- 「十四年間の間」
- 「うっすらと人影がかすかに現れた」
- 「記憶を全く覚えていなかった」
- 語彙の誤り
- 「九人の足跡がピタリと止まった」
- 「永遠と続く赤いじゅうたん」
- 「愛は一つも振り向かず」
- 「この話は人々の間とともに長く受け継がれていく」
- 句の接続の誤り
- 「二人が向かった先は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた。」
- 「佐藤さんを捕まえるべく鬼の数である」
- 「遠く離れると横浜の巨大な遊園地ができた」
- 「いざ、着地してみるとそこは森の様な草むらに二人は降り立っていた」