Raffaela Renzulli Ensemble / Children of the Light

世のDJ諸氏がこぞって悔しがるであろう、Kitty Winter Gipsy Nova / Feel itと並ぶくらいの再発らしい。

1987年リリースの本作だが、このころってのは、レコードからCDにシフトしようとしていた時期だったっけ?同年にCDは出なかったのだろうか。仮にもし、CDの発売があったら、今回の復刻も難しいかったのかどうかは、神のみぞ知る。

http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=942546&GOODS_SORT_CD=101
↑これはタワレコのリンク。

サウンドフュージョン。やっぱり80年代なので、それっぽいサウンドだ。苦手な人は苦手かもしれないが、そんなこと言わずに聴いてみて欲しい作品だ。


1. Conversation
キラートラック一発目。フュージョンフュージョンしてるけど、グレードの高いボーカル曲。
2. Braslia
どこかで聴いたことあるリズムだ。多分、福富幸宏がBrazliaか、Love Each Otherか、Play Backあたりでサンプリングしてるか、この曲からインスピレーションを受けたんじゃないかというほど、似た雰囲気がある。そして、おそらく、こちらのほうが本命のキラートラック。序盤のスキャット、ベースのフレーズと、親しみやすいメロディ、終盤のスキャットがいい味だしてて大好き。
3. Asking Eyes
しっとりとしたジャズ作品。これは浸れる。ボーカルが素晴らしい、と思って聴いていると、テンポアップして、グルーヴィな雰囲気に。このギャップがたまらない。
4. People of this World
これはモロにフュージョン。時代性を感じさせるサウンドなんだが、なかなかに聴かせてくれる佳作だ。華麗なボーカルとピアノソロが織り成す、良質80年代ポップス!
5. My Father
6. Children of the Light
7. 3/4 Movement
インスト曲。M1,2,3,4の影に隠れて目立たないが、良作である。

こちらは参考出典として福富幸宏のアルバム。

Timeless

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On A Trip

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