死んだら元も子もない

結城の経験を振り返ってみると「ああ、あのとき頑張って本当によかった」と思うこともあるけれど「ああ、あのとき頑張らなくて本当に本当によかった」と思うこともたくさんある。そして、「頑張らなくてよかった」ときの「よかった」度合いは非常に高い。時には命がかかっていたりする。

共感するなあ。

自分は「死ぬ気で」とか「なんとしても」って言葉がキライです。

納期が迫ってきたりするとよく聞かれる言葉で――まるで対岸の火事のように――こういう言葉でけしかけられると、やる気がかなり減退します。暖かく見守って応援して欲しい、なんて思ったりもするけれど、思わずこういう言葉を発してしまう、相手の焦る気持ちも理解できます。

本当に対岸の火事のごとく、そんなことを言われたりすると結構ブチキレなんですが、自分に非があるときは、死なない程度に無理します。残業したり、土日のうちの土曜日を仕事に当てるとかね。

遅れ目の進捗に対して、当事者のやる気を促進させられる魔法の言葉ってあるのだろうか。どちらかというと自分は、けしかけるよりも、応援したい。

スケジュールの遅れは風邪みたいなもので、それを予防するために、体調にあたるスケジュールをしっかり管理しないと、ものすごい大病になる恐れもある。

風邪に特効薬はないのです。二つの意味で、普段からの体調管理が重要です。だけど、帰ってすぐのうがい手洗いって、ついつい忘れがちになるんだよなあー。