生物と無生物のあいだ

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

途中まで読んだ。 読み終わった。たいそう売れているそうだが、なんか、つまらねーよ。良いのはタイトルだけだな。

おれは著者のエッセイなんて読みたくないんだ。早くも飽きてきた。 クサいエッセイ部分を抜かせば、この本は半分のページで収まるんじゃないかと思う。

極上の科学ミステリーだとか銘打っているが、文章を作ろういう作為に満ち満ちた本書はサイモン・シンの足元にも及ばない。

結局、細胞の新陳代謝の話に終始して、生物(命)とは何かと言う著者の哲学的根拠にまで踏み込んでいないところが残念だ。ってまだ全部読んでないんだけどさ。パラパラとめくった感じでは最後までそういう事には言及しないっぽい。 科学書というよりは、エッセイに終始しており、ゲンナリ

アマゾンでの書評で、低評価を下している人はおれと同じような感覚をこの本に感じたようだ。いやはや、おれだけじゃなくてよかった。本書には、もっと、気取らない、飾らない文章で勝負して欲しかった。

なんて言いたい放題だが、まだ最後まで読んでません。とりあえずは、読む。