カラマーゾフの兄弟

やっと読み終わった。この小説を語るにはまだ読み込みが足りないのだが――語るつもりもないのだけれど――非常にドラマチックで面白い小説だった。ドストエフスキーなんて名前だけで尻込みしてしまうような作家かもしれないが、決して、そんなことはない。

人にとって、宗教はやはり必要なのかもしれない、最後にすがれる大いなる存在を意識したほうが、人として健全でいられるのかも……などと思ったりしたのだが、それはアレクセイ・フョードロウィチ・カラマーゾフにだけに言えるこのなのかも。

とにもかくにも登場人物が多いんだが、おれが主要人物を一言で片付けるとこんな感じになる:

アリョーシャ
超イイヤツ
イワン
妄想DQN
ミーチャ
DQN
フョードル親父
DQNの親玉
ラキーチン
DQN
スメルジャコフ
DQN
カテリーナ
スイーツ(笑)
アグラフェーナ
スイーツ(笑)
ホフラコワ夫人
金鉱狂い
リーザ
小悪魔萌え
スネギリョフ
ヒゲへちま
イリューシャ
イイヤツ
イリューシャの母ちゃん
大砲
コーリャ
背伸びしすぎ
ゾシマ長老
偉い人

DQNばかりだな!へ、へ!新訳版も読みたいです。

イワンやスメルジャコフのような考え方も嫌いではない、むしろ、好きだが、やっぱりDQNだよな。

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)

カラマーゾフの兄弟〈上〉 (新潮文庫)